自民党マニフェスト案「環境・農水省統合」に反対する要請書
自由民主党
総裁 小泉純一郎 殿
全国公害患者の会連合会
幹事長 森脇君雄
10月3日付、産経新聞朝刊1面トップ記事で、「環境・農水省を統合」と大きく報じられていました。これは貴党の次期衆議院選挙に向けた政権公約(マニフェスト)案の素案の中で明らかになり、「環境・食糧・農村地域省」の創設を提案されています。
私たち公害被害者はこの提案を知って驚愕し、この統合案に強く反対いたします。
1971年環境庁は発足し、以来、民間の産業活動に対する許認可権を持ち、公共事業の実施にあたる事業官庁から独立し、国民の生命と健康を守り、次代に良好な環境を残す視点で産業活動や公共事業の監視役を果たしています。
先ずこの点から相反する省の統合は環境省の精神と本質の変更が危ぶまれます。
私たちは人類の存続すら危ぶまれる地球環境の破壊が叫ばれる今、環境省がさらにその存在意義に則り、力を持ち大きくなるために省へと昇格したと考えます。
私たちは貴党の素案の基本理念である「気品の高い、世界から尊敬される真の国際国家となることを目指す」ことからも、環境省と農水省の統合はあってはならないことと考えます。
マニフェスト案から「環境・農水省統合」を削除されますよう心から強く要請します。
